ペース走25km!
昨日は山下公園にて練習会でした。
設定は何と340 ~ 345で30km。ハーフのベストが82分の僕としては、正直この練習会を知った時は僕は参加させて貰えるレベルにはないと思ったのも事実。
あーどうしよ、参加したいけど、うーん、5kmで終わっちゃったらどうするよ!?みたいな笑
最終的には、今年に入って中止延期レースの連続でテンションが上がらない中、速いランナーの空気感を感じて少しでも刺激を得たい。
そして去年サブ50を果たした11月の駒沢公園ランから2ヶ月ちょっとの間走ってきた、走行距離1,200kmの努力の成果を少しでも感じたい。
と言う思いで参加を決意。距離としては最低10kmまで。出来ればハーフまで走ってハーフのPBを更新を狙おうと。
疲れを貯めすぎないよう先週末のペース走は12kmと控え目にして、いつもやるセット練30kmもナシ。
シューズはこの1週間前ペース走12kmを3'42"/kmで走らせてくれたアルファフライに決め、
前日にはラーメンを食べてメンタルも補充。
遠足を待ちわびるワクワク感と、試験前日のドキドキ感が入り混じった複雑な心境で当日を迎えました。
この日は風もナシ。日中はやや暑いものの走り出しの時間はひんやりと気持ち良い空気で、身体が動かないほど寒くもないと言う年間を通しても多分ベストに近いコンディション。
1mでも長くついていくために遠慮なく集団の恩恵を受け、なるべく最短距離を突っ走る覚悟?を持ってスタート。
スタートでGarminを起動させ忘れ、400mくらい走ったところで動いていないことに気付いて慌ててスイッチオン。
最初の2〜3kmは鼻呼吸で淡々と進む。いつも20km走をやるときの滑り出しよりもだいぶ余裕があるかなと。ただアルファフライのせいもあるのか曲がりが脚にダメージを与えている感じがちょっとありました。
5kmを過ぎて少しずつ息が上がり始める。ここで最初の給水。各自取って再合流するスタイル。ほとんど余裕の無いペースなので給水をどう凌ぐかが重要な鍵でした。
消化に負担をかけないため朝飯はかなり少なくしていたので、8kmでジェル補給。放っておくと弱気な思考に侵されていくので、その度に笑顔を作って撃退。集団最後尾でニヤニヤしながら走る変なおっさんになってしまっているが見た目を気にしている場合では無い。
10kmを過ぎて皆さんは1/3。ハーフまで狙いの僕としては半分。時々集団から遅れかけるものの一応すぐに距離を詰めて食らいつく。
12kmで再度のジェル補給。既に結構息が上がっていたのでこの補給で少し集団から遅れる。そして迷ったけど遅れたついでに給水も。給水しないと結局キツくなってしまうので、少し余裕が残っているうちに給水すると言う選択でした。
給水で更に遅れて集団との差は10mほどに。
この差を何とか詰めないと今日の練習会がここで終わってしまう。かと言って頑張りすぎると息が上がって後が続かない。
補給が効いて楽になってきていると信じて、じりじりと、淡々と、1kmくらいかけて何とか差を詰めて14km地点で何とか再合流。もう給水は無理だな。
再合流を果たした後は、追いついたペースよりも若干遅いペースなので少し落ち着く。17km地点で、ハーフまでは行けそうな雰囲気になってくる。というか30km行けちゃうんじゃね?とこの時はちょっと思ってました。
その後もキツさの波を何度かやり過ごしてハーフを通過。
79分くらい。無事PB達成。やっぱ30kmは無理そうだ。でもまだ少しだけならエネルギーはありそう。
この残り少ないエネルギーを何とかやり繰りして23kmくらいまで食らいついてましたが、この辺りでついて行けなくなって来る。ラップも3'47"/km前後を見始める。
単独走行になってどんどんキツさが増して、もう集団に戻るのは無理だと分かる。何とか25kmをターゲットに集中力を保って終了にしました。
結果としてはハーフのPBも達成したし、25kmまでついて行けたのも想定以上と満足できる結果ではあります。
一方で30kmまで走り切った皆さんを見て、心身ともに差があるなと感じたのも事実。自分の成長も感じられたので悲観はしていないのですが、この差を少しずつでも埋める努力をしていきたいですね。
練習会を知ってからの2週間は緊張感はありつつも充実してました。やっぱり目指すものがあるっていい。超絶ランナーな方々を目標にしていきたいという気持ちになれたのも良かったです。
うっちーさん、参加の皆さん、有り難うございました!
ちなみに次のレースですが月末にOTT 5kmにエントリーしています。5km向きの練習に切り替えるつもりは無いのでスピード練習として参加しつつ、やるか分からないチャレンジマラソンに向けてスピードとスタミナを両立していければ。