【レポ】かすみがうら2019 その1〜30kmまで〜
かすみがうらから3日。
まだ走ってません。昨日までは筋肉痛がひどく、痛いだけなら良い(?)んですが、前腿に力が入らずガクガク。。
昨日から奥さんが体調崩しちゃって、走るどころじゃないってのもあります。まぁ無理して走るよりも、マラソンポイント回復させないとね!
かすみがうらの方は失速した悔しさと、不完全燃焼感。それでもサブスリーに滑り込んだ安堵感と、達成感。
時間が経つにつれどちらの気持ちが大きくなっていくのかな。今は安堵感が一番大きいですかね。それではレポ行ってみます。
スタートまで。
ブログでも書いた通り今回は特にテーパリングやカーボローディングは意識せず。のつもりではありましたが、金曜日になってもかなり脚が重く感じたので、土曜日は軽く5kmジョグのみ。
感覚は悪くなかったかなと。
誤算だったのは前夜。うちの双子は基本普段はちょっと寝ぐずりするくらいで夜泣きも少なく、とってもいい子(そしてかわいい)なのだが、この日はちょっと夜泣きが多め。
夜中にバタバタと対応しているうちに目が冴えてしまいなかなか寝付けず。悶々としながら夜を過ごし、結局睡眠は2時間半ほど。。。
朝起きたら予想通り頭がぼーっと。体はふわふわ。行きの電車で体力回復を試みるもすっきりせず。仕方なく土浦駅に着いた時点で眠気覚ましに缶コーヒーを一本。
3日カフェイン断ちしていたのになぁ。
この時点で、今日はかなりの確率で攣るんだろうなというのは予想していた。
攣るって決まった訳じゃないので、警戒してペースを落とすとか、反発の弱いシューズに変えようという選択肢は無かったが、
出来る対策をしていく必要はあるなぁと。
出走前はTwitterでフォローさせて貰っているみかどさんの円陣に参加。なんと30人超が参加して、靴を脱がないと全然シューズ円陣が写真に収まらず(笑)
痙攣を少しでも遅らせるため、攣りに効くという漢方「芍薬甘草湯」を1袋。スタート前に飲むのは初めてだ。
その後はmizuさんと荷物を預けたりトイレに行ったりしながら準備。途中でmizuさんと別行動になりスタート20分前にAブロック中盤付近に整列。
整列前にTakuさん、整列後にみどるさんと軽くご挨拶。あまり話せず残念でしたがまたの機会に!
かすみがうらと言えば敵は天気!!この日は予想最高気温が20度とやや暑いものの、全体的には穏やかな気候になる予想。
9時50分のスタート時点では既に暑さは感じつつ、でも少しずつ雲が厚くなる感じだったから気にしすぎないように。
スタート~10kmまで
4'34 - 4'11 - 4'17 - 4'05 - 4'05 - 4'01 - 4'05 - 4'07 - 4'06 - 4'07 - 4'06 - 4'07
スタートロスは12秒。かすみがうらはAブロックの幅が広く、割と遅めのランナーも前にいるので、ある程度交わしながら進みます。それでも1kmもすれば落ち着いて走れるように。
2kmくらいでググッと登り坂。脚は使わず、上半身をしっかり動かし、呼吸に刺激を入れるイメージ。
今回のテーマは体感重視の自然体。
静岡マラソンの時の前半ペースはキロ4'10前後。その時のリラックスした呼吸と体の動きを維持しつつ、
その中で走れる最大スピードを探っていくような感じ。
3kmくらいまでは登りが多くペースが安定しなかったが、4km以降は平坦なところではほぼ4'05 ~ 4'07の間に収まるように。
たがしかし。蹴ってる感じもない。呼吸が上がる感じもない。だけど何かしっくりこない。強いていえばちょっと怠い。
それが寝不足によるものなのか、暑さによるものなのか、静岡よりちょっと速くて適正ペースを超えているのか、気のせいなのか。
この時点では判断付かず。って感じでした。
そんな感じの序盤戦。
10km ~ 20kmまで
4'04 - 4'06 - 4'06 - 4'06 - 4'03 - 4'11 - 4'09 - 4'08 - 4'09 - 4'02
静岡、古河では前半はひたすら追い抜く展開だったが、かすみがうらでは割とすぐに同じペースで走る集団に追いついたので、10kmくらいからは集団のペースも参考にしながら淡々と走る。
とは言ってもずっと集団に合わせていた訳ではなく、キロ4前後に上がったら見送り、その集団のペースが落ち着いてきたら追い付いたりね。
15キロ付近でジェルを補給。
今回はソフトフラスクをフルマラソン初投入。終盤の勝負所でちょっとずつ補給しながらスパート!!
の予定だったのだが、ソフトフラスク150mlのやつ一杯にジェルを薄めて入れたらマルチポケットパンツの揺れが気になって仕方ない(笑)
なので15kmで補給して少し減らす作戦に変更。ここで半分飲みます。
ソフトフラスクの補給しやすさ自体は気に入ったので、揺れない運び方が決まればまた使いたいなぁ。
ちなみにソフトフラスクを取り出すときにもう一つ持っていたジェルが落下!!
しまった、と思ったときには時すでに遅く。ジェルは後方に。。。
と思っていたら後ろから、
「激沈さん(激沈シャツを着ていた僕のこと)、落とし物ですよ!!」
と追い付いて届けてくださった方が!もうほんと嬉しかったです。ジェルよりもその優しさに感動!
恒例の20km手前での状態確認。
ここでエネルギーをたっぷり感じられると、残りを元気に乗り切れる!
脚はあまり使った感じは無いものの、全身の疲労感は少しずつ強くなっているかなと言う印象でした。
16kmくらいにちょっとアップダウンがありそこはペースが乱れるのだが、その後同じ感覚で走っていてもキロ1~2秒スピードが落ちるように。
ただ復活するかもしれないし、復活しないにしてもここで頑張っても何のメリットも無いので取り合えず体感だけは維持しつつ20kmへ突き進む。
20km ~ 30kmまで
4'13 - 3'59 - 4'05 - 4'04 - 4'11 - 4'08 - 4'12 - 4'09 - 4'11 - 4'11
このかすみがうらの一つのポイントは、19km ~ 21kmのアップダウンだと思う。
20kmを手前に感じ始める疲労。
気持ち落ち始めるペース。
そこへ現れる緩やかな下り。
やっほーーっ!!って感じでペース上がりますよね。周りのみんなも上げてます。自重してもブレーキになるし。
ってことで19km ~ 20kmは4'02。よし、いいペースだ!
続いて20km ~ 21kmは登り基調。下ってきた勢いを少しでも維持すべく、頑張っちゃう。ペースは落ちるけど、それでも頑張っちゃう。
20km ~ 21kmは4'13。まあ、想定の範囲だ。
そして21kmを過ぎてまた下り坂。こっちの坂はかなりの急勾配。やっほーっとか言えないレベル。前に倒れそうになるのを何とか支えつつ、スピードは出し過ぎない、制御しない。
結果、21km ~ 22kmは3'59。
いいペースが出て、また、よしっ!と。好タイムに希望をつなぐ。
そこから先は平坦。平坦なんですが、今回は向かい風。向かい風で出し尽くすと危険なのはわかっちゃいるけど、好タイムへの希望を捨てたくない一心でまた頑張る。
こんな感じで、この区間はきっと多くのランナーの脚と気力を削ったはず。
僕はと言うと、やっぱり罠からは完全には逃れられない。
無理に加速したりブレーキしたり力を使ったりしないよう気を付けてはいたものの、
22km以降、残りのエネルギーに気を使いながらの走りになっていった。
25kmでメイタンを補給。このタイミングは予定通り。この時点の余裕は、古河はなももの時よりも上だった。
・・・続きます!