Running my way

2018年8月に一卵性双生児の女の子が誕生!いきなり2児の父になったへっぽこ市民ランナーが、ランに育児に奔走します!PB2時間45分21秒(2021東京チャレンジマラソン))

緊急入院~双子誕生まで!

久々の更新になりましたが先日の記事にたくさんのお祝いコメント、有難うございました。改めて無事に産まれてくれて良かったなぁと。


そして先日、産後8日目にして無事双子と妻が揃って退院。家で4人家族暮らしが始まりました~~。退院から一週間、僕が会社の休みを取って育児体験をしているのですがこれがまた忙しい!これからもいろいろありそうです。

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退院時の写真。


ってことで、ランのネタがないのでせっかくなので入院~出産~退院までのハプニングやら何やらをまとめておきます!


8/24
この日は出産前の通常検診。出産予定が9/3だったので、この日は割と細かく血液検査をして、帝王切開に問題が無いかのチェックの予定。僕は会社を一日休み、午前病院、午後休み、夕方からKana先生のヨガ参加というナイスな一日になるはず。でした。


ところが。。。午前の血液検査結果、参加先生曰く、


「あら~肝臓やら腎臓の数値ががことごとく引っかかってますねぇ。もう二人で5kgですからねぇ。細かく状態を見ていきたいので1週間早めて月曜日から管理入院にしましょう!」


9/2の予定だったのが8/27ってことですねー。


この時点で夫婦共々うわ~~いきなり切羽詰まってきた!!でも最後の楽しみに予約していた土曜日のステーキを楽しんで、それから入院準備しようと。そんな感じで気持ちを切り替えました。からの、午後の超音波診断。


妻が診察室に入ったものの一向に出てこない。おっかしいなぁと思いながらしばらく待ちます。


10分程待って看護婦さんに声をかけられる。


「診察終わったのですが、危険なので車椅子に乗ってもらいますねー!」


と。さっきまでスタスタ歩いてきてましたけど?そして産科の先生のところにもどると、今度は・・・


「大きな血栓ができていますね!!これは危険です!今すぐ入院です!!」


なぬ~。焦る夫。ステーキが食べれなくなって凹む妻(笑)


ってことで車いすのまま連れていかれた先が集中治療室!といっても見た目は普通の病室。というかビジネスホテル的な?その後検査やらなにやら説明を受けましたが、要するに、


脚に血栓ができている → これが飛んで行ってしまうと → 肺などに詰まって呼吸困難に!!


ということらしいですね。普通に日常生活を送るのも危険なのですが、手術の際にも飛んでっちゃったりするらしく、妊婦と血栓の組み合わせはとても危険なのだとか。血栓こわ~~。



じゃ出産の予定は?というと、腎臓肝臓の数値が悪いことから母体の負担は大きく、なるべく早く産んじゃったほうが良いらしい。血栓の治療は通常2~3週間かけてやるものらしく、一方で、とてもそれまで体がもたないだろうと。


ってことで、カテーテルでフィルタを突っ込んで血栓が肺に飛ぶのを防ぎつつ、さっさと帝王切開を終わらせましょう、ということで手術の日付が大幅に繰り上がって8/28となったのでした。


なんかもう、この日は一気に状況が変わりすぎて頭が付いていけませんでしたね。。


8/25, 26
この週末は病院に必要なものを運んだり、医者と相談したり。面会時間が10時~20時だったので、基本なるべく病院で過ごしました。


(あとちょっとジョグった(笑))


8/27
平日なので渋々出社。状況を会社に説明してお休みの予定変更をお願いする。


血栓は飛んじゃうとやばいし、いつ飛ぶかわからんってことで、常に携帯を気にしながら仕事をする振りをしておりました。


が、その後病院にいって先生に話を聞くと。。。


「あー、血栓ですね。消えてました。滅多にないんですけどね。」


なぬ~!!!


ほんとに消えてたらいいのですが、どっか別の個所に移動して見落としてたりしないんだろうなぁ。


とか不安になりますが、まあその辺は大学病院。きっときっちり検査したのでしょう。血栓治療とは基本的に「血をさらさらにする = 血を止まりにくくする」ものなので、手術と並行するのはとても危険だそうな。なので、血栓治療が中断出来るというメリットは大きいとのこと。



この日の移動はみなとみらいの職場 -> 相模原の病院 -> 横浜の家。平日はこの流れが普通になります。



8/28


いよいよ手術当日。


10時半から手術ということだったので、9時半ころ病院に。当日の準備はほとんどないので、あまり心配だけが募らないよう雑談をしながら待ちます。忘れないよう最後のお腹を撮影。

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ひゃ~でかいですね。


手術室の前でお別れ
そこで待つ
おぎゃーと声が聞こえる
先生が出てきて、威厳をもって、「手術は、成功です」


というイメージだったのですが、実際には職員用通路の入り口まで見送り、そこで看護婦さんに


「じゃあご家族はお待ちくださいね~」とおもむろに言われて、


「あ、ああ。はい。じゃあ」


と何とも中途半端な挨拶をして手術室からだいぶ離れたロビーで待つ。というものでした。


10時半から手術開始。待ち時間が長く感じるとはこのことですね。


しょうがないからロビーの掲示板のチラシを2往復。トイレに2回(笑)。


11時過ぎころ・・・


「Nさーん」


という看護婦さんの呼び出しとともに、さっき妻が連れていかれた職員用通路から赤ちゃんが!!


一人は元気に泣き叫ぶ。もう一人は基本ぼーっとしていて、たまに忘れたように泣く!という感じでしたね。妻の手術も今のところ順調に進んでいるとのこと。油断は出来ませんがほっと胸をなでおろします。


ここで同行していたミーハーな母親が、「写真撮ってもいいですか~?」と頼みだし、返事もロクに聞かぬままパシャパシャ始める(笑)


そしてそれに便乗して一瞬だけ撮影会。左が上の子、右が下の子です。



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赤ちゃんは諸々の検査があるのでここで一旦お別れ。


その30分後には妻も職員用通路から現れ、同時に先生から手術成功と報告を受けます。ここまできてやっと一安心!!


この日の午後には病室に子供を連れてきてもらい、授乳やらミルクやらオムツ替えなんかも一通り経験!妹の方は割と元気だったようですが、姉は始めは呼吸が荒く心配されていたとのこと。確かにこのときの姉は見た目からして若干頼りないですねぇ。


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左が姉。右が妹。


そんな姉でしたが授乳&ミルクを終え、しばらく寝て再開したときには見違えるように人間らしく(?)なってましたね。面白いもんだー。




こんな感じで長い一日は終了しました!次回は簡単にその後〜近況をまとめ、ランの話でもしようかと思います!