Running my way

2018年8月に一卵性双生児の女の子が誕生!いきなり2児の父になったへっぽこ市民ランナーが、ランに育児に奔走します!PB2時間45分21秒(2021東京チャレンジマラソン))

始動~ロングインターバル 5km x 4本

古河はなもも以降、しばしシーズンオフ。

 

ジョグしたり、スピンバイク漕いだり、割と気ままに過ごしていました。3月のよこはま月例も参加したけどぼちぼちのペースと距離で体に刺激を入れる程度。

 

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よこはま月例3月。5kmと10km

 

オフの最後に家族で温泉旅行!双子を連れての旅行は初です。いきなり2泊3日。

 

妻が二人乗りベビーカーを押して。僕が全ての荷物が詰まったスーツケース運んで。

 

2泊でオムツ36枚(笑)

 

荷物が多かった以外はとってもリフレッシュ出来た旅行でした。ここは羽目を外すぜ!ってことで目いっぱい食べて、疲労感もゼロに。

 

帰宅して体重測ったら3キロ増!!

 

いいんです。疲労回復を優先したんです。これから痩せます。

 

そんなオフの間にも。

 

カナ先生のサブ4があったり、

 

ヨガに参加して刺激をいただいたり、

 

全力さんの全力宣言があったり、

 

ちみさんが凄いペースで走ってたりと。

 

世の中は動いていて。僕もそろそろ始動しようかなと。

 

で、週末の日曜日。メニューは迷いましたが、これにしました。

 

ロングインターバル。5km x 4本。狙い、と言うか考えてたことはこんなとこです。

 

● 12月にランに復帰して、12~2月で基礎固め、3~5月でそれを土台にスピード持久力強化期間としてます

 

● 僕の場合、スピード持久力に効くのが20kmくらいの距離を結構頑張って走った時(な気がする)。10kmだと短くて持久力に効かない(気がする)し、30kmだとペースが遅くなっちゃう。

 

● 僕はあまり練習で速く走れないタイプ。

20kmを通して一人で走るとフルマラソンのレースペースで走れるかどうか。。分割払いで何とかペースを上げようという魂胆。

 

● ペースは4'00 ~ 4'05を意識。閾値走よりやや遅く。ってとこです。

 

ってことでいつもの河原でスタート!!

 

1本目

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最初の1kmでペースを合わせて淡々と。2km目はいつもペースが落ちる上に息が上がる鬼門区間。こんなもん、と思って乗り切る。

 

そのまま耐え凌いで5kmまで。

 

2本目

 

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一本終えて身体は軽くなる。はずだったのにイマイチペースに乗れない。向かい風もキツく、どんどん落ちて3kmに4'09を見たときは心が折れそうに。。ラスト2kmは風が収まって少し楽になってペースが戻る。

 

3本目

 

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この辺から疲れが出て来て身体全体で押していく感覚に。それにしてもはなももでは4'06ペースで30kmまで走ったのに、練習だと何でこんなにキツイんでしょう。

 

8割くらいの力を使って乗り切る。

 

4本目

 

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ラスト一本、と気合を入れるもペースはズルズルと低下気味。。最後だけスパートして帳尻を合わせる。

 

アップとダウンのジョグそれぞれ4km。間のつなぎは1kmで合計30kmちょいでしたー。

 

 

身体が3km重くなった分、キロ3〜5秒くらい予想より遅かったかなー。やっぱり20km通すよりはペースは上げられるので、いい練習にはなりました。

 

 

それにしても小出監督の練習本に、キロ4で20km走れることがサブスリーの達成条件だ、みたいに書かれていたんだけど全然無理。少なくとも練習では無理(笑)

 

 

せめてセット練、ってことで月曜日もラン。

 

故障が怖いんでトレッドミルで心拍数見ながらペースと傾斜を調整して。

 

 

後半はペース走くらいの心拍まで。脚にダメージ貯めずにこんな感じで調整出来るのは便利っすねぇ。

 

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ちなみに火曜は今度はスピンバイクで脚と心肺に刺激シゲキ。ラストの心拍数が盛り上がってるとこはタバタ。あーしんどい。

 

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僕はポイント練習は大したことしてないと思いますが、つなぎの部分をこんな感じで中強度にしてセットで鍛える、ってのをよくやってます。

 

 

まずは調子を戻す&ダイエットかな!!

 

がんばんべ。

アスリートヨガ、念願の初参加!

先週の木曜以降、家族事情でバタバタ。


思いっきり今更感が漂いますが、水曜に参加したアスリートヨガを振り返ってみようかなーと。


前回のヨガエントリーは昨年8月。


その時は当日まで参加予定だったものの、午前中の妻の産科検診で血栓が見つかって緊急入院!


なのでその時は参加出来ず。今回は少し生活が落ち着いてきたので念願の初参加となりました。


今や超人気のサブ4ヨガインストラクターとなったカナ先生によるアスリートヨガ道場は今回で6回目。


ずっと参加して来ているメンバーは雰囲気にもヨガのシーケンスにも慣れている様子。


僕は柔軟性に全く自信が無く、今までヨガをかじったこともない。。


お、落ち着かねぇぜ!!


とか思いながらスタート。


サブ4ヨガインストラクター、カナ先生の声が響く。


まずはスカーサナ。胡座をかきつつ骨盤を立てるんだそうな。


こんな感じか?





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ちょっと違うか。



その後正座をして身体を前に倒す。


リラックスのポーズなんだが正座をした瞬間に脚が攣りそうになってドキッとする(笑)


時計を見ると緊張で心拍数が上がっている。ヨガは呼吸が大切なんだそうな。


慌てて深呼吸する。再び時計を確認。心拍数は少し落ちついたようだ。


その後はカナ先生の指示に耳を澄まし必死に食らいつく。


クランププランク


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から片手を上げてサイドクランププランク


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(注)写真はイメージです。


脚も出来れば上げて!とのことだったが全く上がらず。。


その後もクランププランクの姿勢から脚を腕に付けたり、高く上げたり。


今まで体幹レーニングを意識してない訳ではなかったけれど、実際腹筋くらいしかまともやらず。いつしか腹筋を割ることがゴールになっていた。


そんな僕にとって、


体の内部に力を入れて支えたり、

リラックスする部分と力を込める部分を使い分けたり、

バランスを取りながら動いたり、呼吸に意識を向けたり、

ってのは、単純にうおりゃああああっと筋トレするよりもずっと難しく感じました。腹筋は割れたが、ランに使える筋肉になってない証拠ですな。


そして必死すぎて酸欠で頭がぼーっと。


やばい!と思い再び心拍数をチェックする。また上がっている。呼吸を整える。心拍数を確認する。少し落ち着く。


と言うのがしばし繰り返される。。


そしてどうやら頻繁に心拍数をチェックしすぎだったようです。スミマセン。


でもこの、体幹に力を込めて、体幹を中心に手足を動かす感覚で週末に走ったら、少しペースアップできた気がしましたよ!修業が足りず続かなかったけど・・・


後半は腕を上げたり下げたりしながらのシーケンス。


肩の可動域が狭いのか筋力不足なのか肩がめっちゃ疲れる!上がらん!!40肩になりかけなのか?


そういえば最近走っていると腕と肩が結構疲れるのを思い出す。


ゴム紐みたいなやつで筋トレ、してみようかなぁ。


最後に座った姿勢で腹筋に力を入れながらバランスを取ったり足を掴んだり。


こんな感じだったかな。



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乳児は体幹は無いが柔軟性は軟体動物レベル。


こんな感じであっという間に過ぎていきました!!


全体としての感想ですが、


● 今までやっていた単なる筋トレも、もちろん意味はあったけど、今回のヨガのシーケンスのようにリラックスする部分と力を入れる部分を使い分けたり、バランスを取ったり、動かしたりする方がずっと実践的で効果的。日々の筋トレにも出来る範囲で取り入れよう!!


● 肩の動きが悪いのは問題かな。可動域が広くなるようなストレッチやトレーニングをしていきたいっす


● 次は少し慣れてきて余裕が出るといいな!そしたらまたその時にもっといい気づきがありそうだ。むしろやればやるほど学びがありそうだ。


● 時計は外そう!!


● 僕のヨガは娘に全然及ばぬ。


ってとこですかね~。



その後の懇親会では、Ukeさんやぬまっちさんといった、(自分の中での)有名ブロガーさんとお話しできたり、


改めてカナ先生のサブ4をお祝い出来たり、


ここでは書ききれないくらいの充実っぷりでした。


全力さんの全力宣言も出たことですし、今シーズンも怪我に気を付けつつ、切磋琢磨して行く雰囲気が漂いまくってますね。僕もそろそろ始動かな。


最後に、カナ先生、そして全てを取り仕切っていただいたジャーマネ、有難うございました!!次回も楽しみ!

静岡と古河の細かな気づきとか、板橋へのエールとか。

今週末はいよいよ板橋&徳島ですね!!

 

出走する皆さんにエールを送るブログを書こうと思ったのですが、

 

頑張れ!!

 

だけでは余りに味気ない(笑)。だから、静岡とはなももの連戦を振り返り、細かな気づきをまとめつつ、これをもってエールとしようかと思います。

 

--

 

静岡、古河と中2週間で連戦して、似たようなタイムでゴール。

 

だけど中身は全然違っていて、

 

終始安定した理想的なペース配分が出来た半面、少しだけ出し切ってない感が残った静岡と、

 

前半がっつり攻めて後半失速し、少しだけやりすぎた感が残った古河。

 

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左が静岡。右がはなもも。

 

レース運びとしては静岡が95点。はなももは90点くらい。仮に100点満点の出来のレースが出来たとしても1分は縮まらないだろうなぁ。サブ55には実力が届いていない。

 

 

ただ、ほぼ同じ走力、違うアプローチで2度のマラソンを走った事で、自分なりの発見が色々あったかな。

 

未来の自分へのメモメモ。そして少しでも誰かの参考になれば。

 

 --

 

● 本番はアドレナリンで走るので、練習のペースは全然当てにならない!が、体感は当てになるので、30km走った(走ってれば)時から体感でやや楽なレベルを目指す。

 

逆に言うと、楽なら速く走っても良いのでは。不安なら15kmくらいまで抑えて、少しずつペースアップ。

 

● ただ、前半から呼吸が弾むのはペースが速すぎる。僕の場合、マラソンは4歩で一息で吸って、4歩で一息で吐くくらいの呼吸でちょうどよい。静岡ではこの呼吸。古河では3歩で吸って、2歩で吐く、くらいだった

 

● 心拍数の目安もあればなおよい。僕の場合

 

 10km: 175 bpm / ハーフ全力: 170 bpm / 30km走:165 bpm

 静岡で160 bpm

 古河では 165bpm

くらい。でも目標タイムがあるとき、心拍数が高いくらいじゃ諦めないっすよね。だからあくまで気持ちの問題かな~

 

 

● 体を冷やすのは超大事。給水は飲むだけでなく首筋や額にかけるように。

 

● 序盤でトイレに行きたくても、汗をかくので一時の我慢。むしろ膀胱という水筒に水を蓄えていると前向きに捉えよう。

 

● 塩分を摂るのも大事。2 Runかつらーず。梅干しでも良さそう。

 

● つらーずの原液を飲むときは覚悟しよう(笑)

 

● 向かい風はペースが上がらないけど、体を冷やしてくれるし体を前に預けられるので、悪いことばかりではない。とにかく無理にペースを維持しようとしないこと。

 

● 苦しいときは隣の人に話しかけると気がまぎれる(笑)

 

● 補給ジェルは一時的に体が軽くなるが、そこで頑張ってペースアップすると反動が大きい。軽くなった分フォームを整えたり、気持ちを休めたりする方が先に繋がる。

 

● マラソンは最後は気持ちだ。

● だけど、気持ちだけに頼る地点を後ろに出来れば、タイムは縮まる。

 

● 疲れてきたら脚力を使わず全身の動きだけで走る意識を。僕はこの終盤用のフォームをある程度練習していて、古河の30kmからの5kmはこのフォームで走った。

 

● それでも疲れてきたら体を前に倒す。姿勢を保つのに意識を集中する。

 

● それでも最後はやっぱり気持ちだ。残り5kmを切ったらガムシャラに頑張るしかない!

 

● 今までの努力とか、家族とか、一緒に走っている仲間の顔を思い浮かべると頑張れるよ!!

 

今週末のマラソンが、走られる方皆さんにとって楽しいものになること、

 

それぞれの目標を達成されることを、

 

心から願って応援してます。

 

 

 

 

 

 

【レポ】古河はなもも2019 その2 ~後半戦~

1か月前の神奈川ハーフ。一生懸命走った。一生懸命走って、ベストを出した。

 

86‘20。

 

今回のはなもものハーフ通過。

 

ネットで86’37。

 

走り終わって、Garminが教えてくれました。ハーフベスト出たよって。

 

85'55。

 

最初の3kmくらいまで遅かったので、3km ~ 24kmあたりの21kmがベストだったのかもしれない。

 

そんなペースで走って迎えた後半戦、レポ続きます!

 

20km~25kmまで(4’08 – 4’05 – 4’06 – 4’06 – 4’08)

 

ここまで4’05を見ないように押してきた。どんどん人を抜いてきた。不安を押し殺して突っ走ってきた。が、20kmを過ぎて、その瞬間はやってきた。

 

あれ、体が重い。Garminが4'10を示している。4’05に戻せない。

 

気づけばちょっと前に抜かした2人が脇を通り過ぎていく。抜かれた?

 

まじかよ。もうバテたのかよ。

 

一度深呼吸。バテたものは仕方ない。あと半分残ってるんだ。ここで力んだらお終いだ。

 

ペースのことは一旦忘れ、リラックスとランニングエコノミーを意識。余計な力を抜く。

 

Garminのペースは4’10に下がったが抜いた二人の距離は広がらない。よし、今はこれでいい。淡々と行こう。

 

 

23kmで横から

 

「どうですか~?」

 

と声がかかる。横を見るとおいやんさん。Nブロックからもう追い付いてきたのか。

 

「だいぶ重くなってきましたよ~」

 

と返す。おいやんさんに付いていけたのは200mほど。すぐに背中が遠ざかる。

 

ずるずる落ちそうになるペースを何とか維持している感じになる。

 

24km。

 

これ以上のペース低下を避けるべく、予定より1km早く、メイタンゴールドを投入することに決めた。封を切って一気に流し込む。

 

25kmの折り返し。

 

先行するおいやんさんが手招きをしているのが見える。

 

 

25km~30kmまで(4’03 – 4’06 – 4’06 – 4’03 – 4’09)

 

カフェイン効果か、一時的に体が軽くなる。おいやんさんの背中が少しずつ近づく。ペース調整してくれてるんだろう。

 

26km手前でおいやんさんに追いつく。

 

「お待たせしました」

 

「転んだせいで脚が痛いんだよね~」

 

みたいな会話を交わす。おいやんさんが無事マラソンを走れる日はやってくるのだろうか。

 

ここからしばらくおいやんさんと並走。ペースも回復する。

 

今回のはなももは結構厳しいコンディションだったのか、もともとサブスリー狙いで飛ばしてきたランナーが失速するゾーンだったのか、この辺りになると周りのランナーはサブスリーペースを超えるところまでペースが落ちていて、

 

おいやんさんと二人で周りのランナーを抜かしまくった。

 

あーなんか新横を走ってるみたいだ。

 

この区間は、なんか楽しかった。今回のはなももで一番楽しかった。

 

 

今思えば消耗をカフェインで誤魔化して元気の前借をして、無理なペースで突っ走った、というのが実際のところだと思う。

 

 

30km手前、4’05ペースで走っている中でおいやんさんが少しギアを上げたような気がした。僕はさすがにこれに付いていくのは危険だろう、と判断して少し離れた。

 

 

30kmの通過は2:03:30。ぶっちぎりの自己ベストだった。

 

 

30km ~ 35km(4’09 -4’15 – 4’14 – 4’20 – 4’16)

 

おいやんさんから離れても少しの間は一定の距離を保っていたし、ペースもそこそこだった。

 

このころまでは、何とか少しずつ失速はあるだろうが35kmくらいまでは4’10くらい、そこから何とかサブスリーペースくらいでまとめてサブ55、という青写真を捨てていなかった。

 

31km過ぎ。一気に脚が重くなる。この日2度目のガクッと来る瞬間。

 

20kmで一回キツくなってから、カフェインとおいやんさんパワーで粘ってきたが魔法が解けたようだ。

 

残り10km以上この状態で走るという事実に気を重くしつつ、でもどこまでまた楽になる瞬間がやってくることを期待しながらひたすら脚を動かす。

 

32km地点で時計を見る。2時間12分。

 

残り10.2kmを43分で走ればサブ55。ラスト0.2kmに1分見るとして10kmを42分。キロ4’12。

 

この時Garminは4'20ペースを示していた。

 

4'12であと10kmは無理だろ。

 

と思った。

 

いやまだ諦めない。すぐに思い直す。スパート出来るような残りの距離じゃないけど、気を抜かず、一歩一歩今できる範囲でしっかり走るしかない。

 

この区間は色々なことを想いながら走った。

 

家族のこと。はてブ三羽烏のこと。

 

今までの努力のこと。周りのランナーのこと。ちょっと前を淡々と走ってくれているおいやんさんのこと。

 

33kmでおいやんさんが救護へ。声をかけられる。

 

34kmで3度目のガクッ!体がまた重くなる。ここで最後の補給にメダリスト。

 

35km ~ Goal(4'14 - 4'25 - 4'19 - 4'33 - 4'38 - 4'39 - 4'33 - 4'38 - 1'22)

 

34kmで摂ったメダリストは確実に効いて、そこから3kmくらいペースを維持するのに役立った。

 

しかし38kmでまたペースダウン。4度目のガクッ。4'30を維持できなくなる。

 

この頃になると時折元気な猛者がスパートをかけてごぼう抜きにしていく例外を除き、

 

生気を失ったランナーが一心不乱にゴールを目指してフラフラと進んでいく様は、完全にゾンビの行進だった。

 

そんな39km地点の動画がYoutubeに上がっていたので画質は荒いが掲載。

 

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左の人です。

 

40kmを過ぎるとムカつきがひどくなり、少し蛇行が始まる。それでも、去年この辺でちみさんを抜かしたっけ、とか懐かしく思い出しながら走った。

 

41kmを過ぎると競技場へ。ペースは全く変わらないが少し精神的に元気になる。

 

42km手前でmizuさんに激励を受ける。

 

「残り400mだぞ!がんばれ!!」

 

激励を受けて必死に脚を前に出すがやっぱりペースは変わらない。

 

真っすぐ走れず、トラックに入って内側の縁石に乗り上げて転びそうになる。

 

第3コーナーを周ってゴールしているエビちゃんに声をかけられる。

 

時計が目に入る。

 

2時間57分を回ったところだ。グロスはベストなんだな。

 

と思い、小さくガッツポーズしながらゴール。やっと終わった。

 

ランナーの邪魔にならない位置に移動してその場に倒れこんだ。

 

 そのままの姿勢でしばらくの間、いつの間にか薄曇りに変わった空を眺めていたが、

 

「ゴールしてすぐ倒れこむのってかっこ悪いですよね。それまでずっと走れてたのに」

 

という大迫傑の言葉を思い出して、確かに別に倒れる程の疲れはもうないな、と思い直して起き上がる。

 

ちょうどおいやんさんがゴールしたところだった。

 

Goalから

 記録証を受け取り、mizuさん、えびちゃん、おいやんさんとゴール後の健闘を称えあう。

 

mizuさんはPB更新の2時間48分。強い人はコンディションによらず強い。

 

えびちゃんは初めて激沈をカマしたとのことで、ちみさんの影も踏めなかったよ~としょげていた。確かに先頭集団にかなり近いと錯覚するくらい前の集団にいた感じだったからな。。

 

おいやんさんはネットでサブスリー。怪我が大事に至らなかったようで良かった。

 

 

その後再びブログ村の陣地で着替えさせていただき、しばし談笑。しばらくしてbirdさんが記録証を持たず帰還した。聞けば途中で力が入らなくなりDNF。僕もつくばはDNFだったのでDNFの虚しさは知っている。

 

でも大体の場合、後で振り返ればDNFして正解の場合がほとんどですね。

 

その後もっと皆さんと色々話したい気持ちもあったものの、消耗の激しかったはてブロメンバーは混む前に会場を後にした。

 

 

ちなみにその際ブログ村陣地にサングラスを忘れ、キミ兄さんにピックアップいただくというオチがつきました。お手数おかけして済みません&有難うございます!

 

 

最後においやんさんと大宮でラーメンを食べ、例によって家族への土産を大量に購入して帰宅。

 

 

双子を風呂に入れ、ミルク飲ませて寝かしつけ。長い長い一日が終わった。

 

 

はなもも、色々と反省点はありますが同時に収穫も多く、そして何よりマラソンを満喫できた一日となった。当日お会いした皆さんやいつもこのブログを見たりコメントをくれたりする皆さんに改めて感謝します。

 

有難うございました!!!!

 

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この日唯一自分で撮った写真(笑)

 

【レポ】古河はなもも2019 その1 ~前半戦~

先週末レースだった皆さん、お疲れさまでした!はなももだけでなく、名古屋、立川ハーフ、その他ローカルハーフ(笑)など、大会が目白押しで、速報、レポが次々に上がってますね。


今週末は板橋、徳島とシーズン最終版。まずは天候に恵まれることを祈ります。


僕は4月にかすみがうらを予定してますが、はなももを終え、ちょっと消耗が大きいので一旦シーズン終了として一区切り入れようと。


かすみがうらはその後の復活度合いでまた考えます。


はなもものレポ行きます!!快走、ではないので楽しいレポになるか??だけど、こんなレースの方が学びも大きいのではずなので自分にとっては大事なレポです。


今回の作戦としてはスタートから5kmくらいまでは4’10前後を刻んでいって様子を見て、5kmくらいから4’05に上げて行けるところまで。


ペースは様子を見ながら調整しようと思ってましたが、今後の糧とするために静岡より体感的に一段階上のペースで攻めることだけは決めていた。

前日~スタートまで

静岡後の2週間。鼻、喉、腹と順に調子が悪くなりフルマラソンの身体への影響の大きさを感じつつも、気持ちの上でははなももでベストを更新する、というモチベーションは維持していた。


回復と節制のバランスを見ながら体重もコントロール出来ていて、静岡のときは前日土曜日朝時点で54.6kgだったのが、はなもも前日土曜日には53.4kg。


ただあまり身体にエネルギーが感じられなかったことや、何となく水分不足も感じたので、一日かけて結構な量を飲んだり食べたり。


当日朝の体重は54.0kg。静岡の時から1.2kg減というのは理想的だが、前日たくさん食べたせいで胃腸に気持ち悪さが残った。これがランにどう影響したか分からないが、走り終わった後しばらくムカつきが収まらなかったのは、胃腸の調子の問題だと思う。


5時半に家を出て、6:15に横浜を出る宇都宮行に乗っていざ古河へ。昨年も同じ電車だったが、昨年よりもかなり空いていて余裕で座れた。神奈川県民は今年は静岡に流れたかな。


会場に着いてトイレに行ってウロウロしていると早速おいやんさん発見。ちょっとして初対面の青豆さん、birdさんも合流してシューズ円陣。

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写真はbirdさんより。


ちなみにはてブロで同じくサブ55を目指すと言われていたひらぶーさんも見つけたかったのですが、スター前には発見できず。


ちなみにちょっと脱線して後でひらぶーさんのペースを見たら、前半はほぼ同じラップを刻みハーフ通過が僕の5秒前。後半も似たようなペースでフルのゴールが僕の10秒後というランデブーが判明(笑)絶対近くを走ってましたね。


円陣の後ブログ村の陣地を少し間借りさせて頂く形でお邪魔してのんびり。


待っている間にもどんどん気温は上がり、陽射しはキツくなる一方。暑さとの戦いになる雰囲気が強くなる中、トイレに行って整列。整列前にmizuさん発見。去年はCブロックだったが今年はBブロックなのでだいぶスタートラインが近く見える。


そうこうしているうちに号砲。


スタート~5kmまで(4’34 - 4’08 – 4’11 – 4’05 – 4’06)

スタートロスは23秒。



スタート直後はBブロックとは言っても多少混雑があるのと、思ったよりも周りのランナーのペースが速くないことから上手く流れに乗れず。


かと言って動き回るのも消耗するのでなるべく真っすぐ走ることを意識して加速していく。この、周りとペースがシンクロせず、微妙な渋滞の中上手く流れに乗れない感覚は10kmくらいまで続いていた。


かと言って自分も易々と4’05のペースに乗っていた訳ではなく、呼吸・体の動き共に「気持ちよく走れる」ペースを僅かに超えている感じ。


果たしてどうなることやら。


5kmの折り返しでmizuさんを発見してエール交換。

5km ~ 10kmまで(4’07 – 4’05 – 4’06 – 4’02 – 4’03)


5kmの折り返し後、向こうから大声で


「Nさん!ファイト!!」


の声が。見るとNブロックからまさかのキロ4カットで爆走するおいやんさん。周囲とのペースのギャップが凄い(笑)


この区間に限らず、前半戦は比較的色々な人と話せました。


同じ激沈上等のTシャツを着ている人を発見してちょっと話したり。


Mizuさんとスライドするときに声かけをしたら、たまたま自分の隣で走っている人もmizuさんとエール交換。恰好を見たらTwitterで一方的にフォローさせて頂いていたみかどさんぽかったので、


「もしかしてみかどさんですか?Nと言います。よろしくお願いします。」みたいに一方的に自己紹介したり。


一度ちみ練で一緒に走った岩の如くさんも10km前後で発見。


ペースの方はほぼ設定ペースに乗っていますが、


良さそうな集団を見つけてしばらく並走 -> ちょっと遅いなと思ってパスして加速 -> 次の集団へ。


という感じで進んでいきます。

10km ~ 15kmまで(4’05 – 4’04 – 4’04 – 4’04 – 4’01)


古河はなもものコースってフラットなんです。これは有名。フラットなんだけど、実際には微妙な傾斜が連続していて、遠目で見るとかなりウネって見える。


登り坂はペースを落とすほどでは無く、むしろケツで踏ん張ることを意識して楽しく登り、下りはある程度脱力しつつも自由に加速。


下りが終わると今度はまた微妙な登りなのでフォームを仕切りなおして力をちょっと入れる。


この繰り返しですね。特に10kmから20kmくらいまではこんな感じのアップダウンが割と多い印象。


10kmまでの集団をパスするための加速と、アップダウンを乗り切るための加速。そして暑さ。気づかないうちに消耗していったのかもしれない。

15km ~ 20kmまで(4’05 – 4’01 – 4’03 – 4’05 – 4’04)

この区間も引き続き緩やかなアップダウン。4’05を維持という意識が強く、Garminのペース表示が登りのときに4’05になるように走るので下りでは4’00表示に。


体感としては、新横ぐるぐるで30km走った時(28kmで失速)よりも楽で、静岡の時よりも頑張り度合いは上、というレベルを保つ。


時折大丈夫かな?という不安がよぎるが、大丈夫かどうかは分からないが予定通りではある、という事で不安を打ち消してペースを維持。


僕の場合、経験上17km~18km付近で「今スタートしたと言っても過言ではないくらい疲労を感じない」場合、だいたい最後まで快走できます。


17kmで余裕でも20kmを過ぎるとややキツくなる場面がある。けれども、17km地点で楽なら20km以降のキツさを上手くやり過ごしながら最後まで行ける。


静岡の時はこれがあった。過去のマラソンでも快走出来るときは同じ。


で、今回は?


17kmで自分に聞いてみた答えは、「そこまでの余裕はない。疲労あり。」


そりゃそうですよね、静岡の時からキロ5秒近く速く走ってるんだから。予定通り予定通り。

・・・続きます!!

【速報】古河はなももマラソン完走しました!

2時間57分23秒。

サブ55を狙ってハーフPBペースで突撃。終盤失速してサブ55は逃しましたが何とかグロスではPB。

収穫と反省の多いマラソンとなりました!

静岡の時とは比較にならないくらい疲労困憊。。。


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古河はなももに向けて

そういえば静岡マラソンの最後のレポで書いた、両手を広げてゴールするポーズ、ばっちりオールスポーツにありました。

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わーい。

 

さて話は変わって本題の古河はなもも。あっという間にやってきました。

 

まず初めに目標宣言

 

サブスリーの静岡から2週間。鼻、喉、腹と風邪のような症状がありましたがほぼ回復。体の中までは分かりませんが筋肉痛や故障に繋がりそうな痛みもなし。

 

ってことで、今回、古河はなももでは、静岡からステップアップして、

 

サブ55。

2時間55分切り。

 

を、狙っていきます!!

 

僕はあまりブログに狙うタイムを公言する方ではありません。目標はありますが、それに固執するよりもレースの中で柔軟に対応する方が大事だと思っているので。

 

ただ今回は、敢えて宣言してみます。宣言して、挑戦して、そこから得られるものがあればと思います。

 

昨年末に復帰した時には想像してなかった目標。

 

果たしてこれが達成できるのか?

 

と聞かれると、難しいが可能性はある。と思います。

 

アベレージのペースが4'08なので、終盤やや落ちること、スタートロス、Garminと実際の距離の差などを考えると4'05が基本ペースになるはず。

 

これは2月の神奈川ハーフで出した、ハーフのPBのペース。

 

想像しただけでゾッとしますね(笑)

 

静岡のネットタイムが2:56:50なので、そこから2分縮めればネットではサブ55。

 

そう考えると行けなくも無いような気がしてくる。4'05を基本に考えて、走り始めてこれがキツかったら、4分一桁をキープして終盤のスパートに賭けるつもり。

 

静岡後のラン

 

火曜日には走り始め、徐々にペースを上げてひたすらジョグ。日曜の静岡~土曜までの1週間で走行距離110km。

 

日曜日に東京マラソンの裏で一人河原で凍えながらペース走10km。

 

前半:20'40

後半:19'50

 

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先週たくさん走ってスタミナを確保したので今週はグッと落として疲労抜き。水曜日に3kmだけ頑張って呼吸に刺激を入れておきました。

 

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ランの調子自体はいつもと変わらず。ただ1か月前と比べると確実にスピードアップしてます。

 

2度目のはなもも

 

一年前のはなももはとても思い出深い。当時はブログはやってませんでしたがはてブロの集まりやちみ練に参加させてもらうようになったころ。

 

レースで一人じゃないというのが初めてで、それだけで楽しかったですね。

 

一方、自分は直前の故障で2週間ほどランオフがあり、何とか調整して参加。ところが10kmから脚が痛み始め、最後は気力でゴール。

 

 

同じマラソンを2度走るのは初めて。コースは覚えているかな。ある程度把握しているというのは結構大きい気がします。

 

そんなアドバンテージも活かせれば!

 

 こんな感じではなももを迎えますが、何より楽しく満喫出来ればと。参加される方、宜しくお願いします!